優しさ便り日記

日々出会えた優しさを、母の目線で書いていきます

学校にいけない友達にしてあげられることとは

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「学校に来れない友達に私は何ができるかな?」

 娘がそう相談してきました。

 

娘のクラスには二人、長いこと休んでいる友達がいるのだそうです。

 

病気というわけではなく、先生が子供たちに説明しているのは「来たい気持ちはあるけど、体調がついていかなかったりで来れない」という。いわゆる不登校

不登校という言葉があっているのかは悩むところですが・・・・・・。)

 

そんなクラスメイトのために自分ができることは何か?娘なりに悩んでいるようです。

 

手紙を書くことを思いつき、学校での手紙のやり取りを禁じられていることから、担任の先生に相談して許可をもらい、先生に託す方法を選んだ娘ですが、今度は手紙の内容を悩み始めました。

 

手紙によってプレッシャーを感じさせてしまうのではないか。

どんな言葉を使うべきか?どんな言葉を使わない方がいいのか?

 

悩みながら、書いては消し、書いては消しを繰り返してようやくかきあげた手紙。

 

「特別に気を遣うのはやめた。学校に来ていた時と変わらない友達だと伝えたいから、いつもの自分のままを伝えた。心配だし、早く来てほしいけど、来ていなくても友達は友達だからねって。それをかいた。」って娘。

 

娘も過去に「学校にいけない」と悩んだことがあります。

「なぜ自分は、他の子の様に普通に学校にいけないのか?」「自分はダメな子なんじゃないか?」「自分はどこかおかしいんじゃないか?」

苦しみ、悩み、もがく我が子。

 

親として何をしてあげられるか?親としても悩み、葛藤したことを覚えています。

 

娘は学校に通えるようになり、今では笑って当時のことを話すまでになりましたが、今まさに「学校にいけない」というクラスメイトに今度は友達として何かしてあげたい、力になりたいと考えているようです。

 

さて、そんな娘に、私はどんな言葉をかけてあげるべきなんだろうか?

 

「あなたが今、学校で精いっぱい学び・たくさんの友達を作り、そしていつか友達が学校に来れるようになった時、その友達の輪の中に優しく迎え入れてあげたらいいよ。

もし、お勉強のことや学校のことでわからないことがあったら教えてあげたらいい。学校に来なかった間、その子はきっといろんなことを学校以外で学んだり感じたりしているはずだから、その子がわかることはその子に教えてもらえばいいよ。」

 

私の答えが正解か否か、やっぱり自分ではわかりませんが、今は友を思い、悩み、行動に移せた娘の成長を喜ぶことにします。

 

娘のやさしさが、強さにつながりますように。